おりものと菌の関係

デーテルライン桿菌の役割と臭い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

おりものに含まれる善玉菌で、膣内における大腸菌やカンジダ真菌の増殖を防ぐ役割を持つ。

デーテルライン桿菌は女性の膣内に常在していて、乳酸を生産し膣内を強い酸性に保つことによって、膣内への最近の進入を阻む。
(健康な女性であれば誰にでもある菌)

デーテルライン桿菌は女性ホルモンの働きによって体内に生まれるグリコーゲンを栄養源として活動している。

おりもののpHはおよそ4.5から5程度であり、細菌が繁殖しにくい環境であるのと同時に、アルカリ性を好む精子にとっては生存しやすい環境になりますので、細菌の侵入を阻むよう自浄作用がある上に精子の活動を助ける。

正常なおりものの臭い

一般的に女性はおりものの臭いを気にする(しすぎる)方が多いですが、このデーテルライン桿菌は前述の通り乳酸を生み出し、膣内を酸性に保つ性質を持ちますので、これによっておりものはヨーグルトのような臭いや酸のようなすっぱい臭いになりますが、これは正常なおりものの臭いですから気にしすぎないことが大切です。

つまり、ちょっと「すっぱい臭い」がするのは正常な状態で、それ以外の臭いがする場合や悪臭を放つようであれば、何らかの以上が考えられるということで、おりものがすっぱい臭いなのはデーテルライン桿菌が働いている証拠。

例えばおりものが腐臭(魚が腐ったような)を放つようであれば、デーテルライン桿菌をはじめとした善玉菌が減少し雑菌が膣内で繁殖していることが考えられる。

多少のすっぱい臭いであれば正常な状態であるといえますので、あまりに臭いを気にして過剰に洗浄したり、生理時以外にも常におりものシートを使ったり、ウォシュレットでビデを無暗に使用される方がいらっしゃいますが、これは逆効果です。

潔癖すぎるのも考えもの

過剰な洗浄はデリケートな膣を傷つけて雑菌の進入を許すだけでなく、善玉菌までも洗い流してしまい自浄作用を妨げる結果となりえますし、またおりものシートの常用は雑菌の繁殖しやすい環境を作ってしまうことになってしまいます。(タンポンの常用も同じです)
また、トイレのウォシュレットでビデを使うのは月経のときくらいにして、使いすぎないようにしましょう。

善玉菌であるデーテルライン桿菌の減少はカンジダ真菌などの増殖を招きます。

正常なおりものの状態は半透明~少し白っぽく(卵白のよう)、臭いはデーテルライン桿菌の働きでほのかにヨーグルトのような臭いがするものですので、あまりに臭いなどを気にしすぎてしまわないことが大切です。

まとめ

デーテルライン桿菌は善玉菌で、膣内の自浄作用を精子の活動を助ける役割を持つ。

健康な女性のおりものにはデーテルライン桿菌が含まれている。

ヨーグルトのようなすっぱい臭いがするが、これは正常な臭い。

臭いを気にして洗浄しすぎると、デーテルライン桿菌まで洗い流す結果になる。

備考

善玉菌であるデーテルライン桿菌はドイツの産科医 A.デーデルラインが発見したことにちなんで名付けられた。

私もしかして臭ってる? : どうすればいいのか教えます

あなたに「え?私もしかして臭ってる?」という不安を解消するページをご用意しました。

おりもの・デリケートゾーンが臭うのには原因があります。イザというとき簡単に臭いを軽減する方法があれば興味がありませんか?
是非あなたの臭いの悩み解消にご活用ください。

おりものの嫌な臭いを軽減する方法

「おりもの.me」とは

当サイト「おりもの.me」では、おりものに関する情報、色・臭いに関する情報や性感染症などに関する情報や疑問などについての情報を掲載しております。
// 忍者ここから(現在停止中) // // 忍者ここまで