おりものとは

おりものが臭い、痒いのナゼ?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

「あれ?おりものが普段と違う」と思っても、デリケートな話題ですので友人や身内にも相談しにくいものですし、婦人科に相談するのも少し勇気が要りますよね?

あからさまに異常な色をしている場合や、酷い臭いがする場合、また酷い痒みがあるようなら別でしょうけど、なかなか自分で不調の具合を判断するのは難しいものです。

おりものは女性の身体の健康をはかるバロメーターだと言えるもので、身体に何らかの異常があればおりものにも異常が現れるものですが、個人差も多いですし一概に「こんな状態なら異常です」と言いきれません。

ただ大切なのは、「おりものの正常な状態」とはどのようなもので、「異常な状態」とはどのようなものなのかを正しく理解しておくことです。

おりものに関する悩みの多くは「ニオイ」や「痒み」によるもの。

臭いや痒みの起こる原因がわかっていて、逆に正しい状態はどのような状態なのか?を正しく理解しておけば、さほど問題のないようなことで無用な心配をする必要はありませんし、もし異常を発見することができたら、身体・精紳の異常を早期に発見することができるようにもなります。つまり、正しい知識を知っておくことが大切だということ。

ここでは、「おりものとは何なのか?」「正常な状態とはどのようなものか?」「異常があればどのような病気(異変)が考えられるのか?」を勉強していきましょう。

おりものとは何なのか?

おりものとは、膣内の粘液や子宮頚部や膣からの分泌物、また膣の一部がはがれた組織片、汗腺からの分泌液などが混じったものの総称で、性交中以外に分泌されるものであって、「下り物(オリモノ)」「帯下(たいげ)」「こしけ」と呼ばれるものです。

少し難しいですね。

この「おりもの」は、ベタベタして不快に感じることもありますし、臭いが気になることもありますし、また下着を汚す原因にもなってあまりよいイメージを持たない方も多いかもしれませんが、実はおりものは女性の身体を健全に保ち、妊娠・出産を助ける大切な役割を果たす重要なものなのです。

おりものが女性の身体を健全に保つ?

女性の生殖器は外気に触れやすい状態でもありますし、また位置的に肛門に近いということから雑菌や細菌、またはカビなどが侵入しやすく、また適度な温度と湿度のために雑菌などが繁殖しやすい環境であるといえます。

この雑菌から守ってくれるのも、おりものの大切な働きの一つ。

どれだけ膣内を清潔にしていても実は必ず菌が存在しており(常在菌といいます)ます。
その常在菌には身体に良い影響を与える善玉菌と、悪い影響を与える悪玉菌が実に絶妙なバランスで存在しているのです。

一言で「菌」というとあまり良いイメージではないかもしれませんが、善玉菌が女性の生殖器を守る働きをしてくれています。

女性の身体や精紳の調子が悪いとこのバランスが崩れ、悪玉菌の活動が優勢になると酷い臭い(魚の腐ったような)を発するようになったり、異常な色のおりものがでたり、また痒みが出たりなど、炎症等の原因となる場合があります。

正常な状態であれば、デーテルライン桿菌をはじめとした善玉菌の活動が活発化し、悪玉菌の増殖を抑え膣内を清潔な状態に保つ働きをします。

また、古い細胞や老廃物を体外に排出し、膣内を清潔に保つものおりものの大切な仕事の一つ。

妊娠・出産を助ける大切な役割を果たす

おりものにはもう一つ、妊娠・出産を助けるという大切な役割があります。

前述の通り、おりものには膣内を清潔に保つ働きがありますので、これによって精子が子宮にたどり着きやすくすると同時に、膣内を弱アルカリ性に保つことによって精子が長生きし活動しやすい状態、つまり妊娠しやすい状態に整えます。

また、妊娠してからも赤ちゃんをバイキンから守る働きがあり、出産時の潤滑油の働きも持ちます。

正常な状態とはどのようなものか?

一般的に「正常な状態」とは、無色透明若しくは少々白濁していて、ちょっと酸っぱい臭いがするものです。

排卵前には粘り気を持つようになったりしますが、これは正常な状態です。

また、妊娠初期には量が増えたりもしますが、これは妊娠したことによって女性ホルモンが活性化(増加)して子宮の活動が活発化することによって分泌量が増えるためで、これも正常な状態だと思って大丈夫です。

少し話はそれますが、おりものが付着した下着が黄色っぽくパリパリになったりすることがありますが、これは色の異常ではなく、おりものに含まれるたんぱく質が乾燥して固まっただけですので、心配することはありません。

問題になるのは、血が混じっていたり、酷い臭い(さかなが腐ったような)がしたり、痒みを伴う場合です。

異常があればどのような病気(異変)が考えられるのか?

酷い臭いがする場合や普段と明らかに色が違う場合は、何らかの異常があると考えられます。

実際のところ様々な症状が考えられますので、一概には言えませんが、中でも代表的なものをいくつか紹介します。

カンジダ

おりものがポソポソして、まるでカッテージチーズ(もしくは酒かす)のような状態で、外陰部に痒みがある場合カンジダの可能性があります。

カンジダ真菌という細菌が原因となるもので、身体的な疲労や精神的なストレスなどによって抵抗力が弱まっているときにかかりやすい。

真菌はカビの一種です。

トリコモナス

泡が混じった黄色や緑色の生臭いおりものがあり、痒み・ただれを発症している場合トリコモナスの可能性があります。

トリコモナスはトリコモナス原虫が寄生して発症するもので、その感染経路の大半はパートナーとの性行。

非常に激しい痒みを伴う場合があります。

クラミジア

おりものが白あるいは黄色っぽい粘り気のあり、膿が混じっている場合クラミジアが考えられます。

クラミジアに感染すると下腹部に痛みを伴う場合がある。

ただ、自覚症状には乏しく、気がつかないままに感染を広げてしまう場合がありますが、気がつかないまま放置すると不妊の原因にもなる場合があります。

臭いの変化もあまり無い。

細菌性膣炎

おりものが黄緑色っぽい膿のような状態で、さかなが腐ったような悪臭を伴う場合細菌性膣炎が考えられます。

細菌性膣炎の原因菌は様々ですが、代表的なものとして大腸菌やブドウ球菌、レンサ球菌などが挙げられるが、特に原因菌のはっきりしない膣炎を非特異性腟炎といいます。

治療には抗生物質を投与されることが多いが、この抗生物質がおりものの善玉菌にまで作用し、悪い影響を与える場合もあるので注意が必要。

様々なおりものの変化

おりものの変化は細菌感染や病気だけに限ったことではありません。

おりものの量は月経周期によって大きく変化しますし、ホルモンバランスの影響も多大に受けますので年代によっても状態が変化します。

特に女性ホルモンの分泌が盛んになる20代から30代はおりものが多くなることが多いですし、また妊娠時には女性ホルモンが活性化し子宮内の運動が盛んになることから織物の量が増えることが多い。

年齢に対する臭いで言えば、20代などの若い世代ではさほど臭わないおりものも、中年世代以降体の新陳代謝が衰え始める頃には臭いがキツくなる傾向があります。

年齢や体質、または環境などによって大きく個人差がありますので「これが正しいおりものの状態だ」と一概に言い切ることはできませんが、日々自分自身のおりものを観察して、どのような状態が正常なのかを判断できるようになることが身体の異常を早期発見するための方法です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

性病検査キットならクラミジアもエイズも誰にも知られずに自宅で確認できます

あなたに「え?わたし性病かも?」という不安を解消するページをご用意しました。

エイズ・クラミジア・カンジダ・淋菌・トリコモナスなど、性感染症の不安はあっても婦人科で受診するのは抵抗がありますよね。
是非あなたの不安解消にご活用ください。

紹介ページを詳しく見てみる

「おりもの.me」とは

当サイト「おりもの.me」では、おりものに関する情報、色・臭いに関する情報や性感染症などに関する情報や疑問などについての情報を掲載しております。
// 忍者ここから(現在停止中) // // 忍者ここまで